ジオパークとは?
 
 
 
はじめに
 
 
 私は、今年の正月に書いたように、日本におけるジオパークというものを夢見て、現在、一生懸命になって旗を振っている。
 
 しかし、ジオパークというものが具体的にどんなものかもう一つイメージが湧かないという声が多く、苦労しながらいろいろと説明をしているのだが、現段階で、私なりの説明をしておきたい。少しでも多くの方にご理解をして欲しいと願うばかりである。
 
 
*ジオパークとは、地域の人々が自ら作る公園であり、観光を強く意識して官民が協力して地域全体を整備するものである。
 
*その場合のコンセプトは、ジオ(地球)であり、地域の共通感覚は、国内の他地域との繋がり、東アジアとの繋がり、アメリカとの繋がり、太平洋諸島との繋がり、世界との繋がり、さらには宇宙との繋がりを強く意識した・・・・ 地球的感覚である。
 
*それらの繋がりは、関係と言い換えてもいいが、地質学的見地、地理学的見地、生態系学的見地、歴史学的見地、文化的見地から学問的、専門的に検討される。(注:地球学との関係は後日触れる。)
 
*したがって、ジオパークは、地質公園と呼んでもいいし、地理公園と呼んでもいいし、生態系公園と呼んでもいいし、歴史公園と呼んでもいいし、文化公園と呼んでもいいが、それらを総称して地球公園と呼ぶこともできよう。
 
*そして、基本的に大事なことは、地理学者を始め専門家の力によって、その地域の観光資源、つまりその地域の光り輝くものとは何か、そのことが地域の人々に十分理解されていなければならないことである。(注:地理学との関係は後日触れる。)
 
*その上で、地域の人々は、自らの地域に誇りを持ちながら、自らの知見と感覚によって、観光客のためのインフラ整備をする。
 
*地域の人々が自ら活動するもっとも基本的なものは、ソフト面ではお祭りその他の芸術文化活動であり、ハード面では地域の環境整備と手作りの案内板やベンチなどの利便施設の整備である。
 
*地質学的な説明などの地球学的な説明は、ジオパークのもっとも根幹をなすものであるにもかかわらず、きわめて難しいので、インストラクターの活動が不可欠である。
 
*つまり、ジオパークは地域の人々が主役であり、インストラクターが脇役となる。民間企業と行政はそれらを支えるという役割分担となる。
 
*民間企業は、博物館や宿泊施設などのサービス施設を整備するものとするが、その際、地域の光り輝くものが何か、その地域と他地域との繋がりはどうなっているか、芸術的に実感できるよう工夫されていなければならない。実感できるということは、理屈でなく感覚的にとらまえることができるという意味である。
 
*行政は、地域の人々と連携して、道路や河川の環境整備を行う。特に、遊歩道の整備に当たっては、地域の環境整備と手作りの案内板やベンチなどの利便施設の整備が不可欠である。私はそういうインフラ整備が重要であると思う。
 
 
 
 
 以上は、5月21日のブログであるが、どうもこれではちょっと言い足りないところがあるような気がして、その後、少し私の思いを書いてみた。以下はそれである。まだ書き足りない気分であるが、いずれまた補足するとして、とりあえずこれまでのところを報告しておきたい。