http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/kitaku00.html
フランシス・フクヤマという今をときめくアメリ カの哲 学者がおります。その フランシス・フクヤマが言っております。真の自由とは世界でもっとも大切にされている価値観を政治の力で守る自由だと。そこでわたくしが思うには、世界で もっとも大切にされるべき価値観とは、地域の人々とともに風土を生きるその充実感ではないでしょうか。
景観10年、景色100年、風土1000年と言いますけれど、風 土、それはその土地の歴 史・伝統・文化に基づくものであります。ですから、風土というものは千年二千年というものではなく、もっと長い年月をかけて形成されるものではないでしょ うか。
では、北海道の風土、つまり北海道の歴史・伝統・文化というものは 何でしょうか? わた しはアイヌのことはほとんど何も知りませんが、アイヌの神話であるユーカラには大変心を惹かれております。ユーカラは世界的な拡がりをもって、わたくした ちにもっとも大事なことを語りかけているように思われます。そこにあるのは、宇宙との響き合いだと思います。
「ボーイズ・ビ・アンビシャス」――「少年よ大志を抱け」
これは、北の大地における平成の開拓の合言葉であろうかと思います が、北海道はいよいよ これから本格的な日本のフロンティアとなるはずであります。これが今日わたくしの一番言いたいことです。日本のフロンティア、ここに平成の開拓の重大な意 味があるのだと思います。わたくしが思うに、世界平和のために北海道はなくてはならない存在であるということであります。日本はアメリカの後戸の神であ り、アメリカ・インディアンやモンゴリアンの助けを借りながら、アメリカの足らざるところ、近代科学文明の足らざるところを補っていかなければなりませ ん。北海道がその最先端を切り開いていくのであります。
とりあえずはモンゴルです。ソイルト学長を中心とするモンゴル文化 教育大学の助けを借り ましょう。