diary

川のおじさんは、仕事をしながらも、
いろんな「旅」をしています。
そんなおじさんの出会いや発見を
心にひも解くページです。

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川のおじさん日記


ばらばらでいっしょ


但馬が生んだ偉人たち

その気候・風土・文化しか生み出し得ない人材というものがある。
先達が生まれ育った地を訪ね、彼らの想いを追体験してみませんか。



 

ひとことメモ


【円山川のこと】

兵庫県全面積の約16%を占める円山川は、兵庫県の円山(標高640m)を源として但馬盆地を流れ、日本海に注ぐ。古事記によると、但馬平野一体は泥の入り江湖であったが、今から約二千年前、新羅の王子「天日槍(あめのひぼこ)」が住民と協力し河口の岩を切り開き、現在の円山川が形成されたという。その豊かな水の流れとともに人々が往来し、円山川流域は、但馬の政治、経済、文化の中心となって栄えた。「天日槍」を祭る出石神社には沖野忠雄の顕彰碑、円山川川畔には赤木正雄の銅像がある。

【但馬地区のこと 】

兵庫県但馬地区は、豊岡市、出石(いずし)町など、それぞれに個性的な歴史と文化を持つ19の市と町から成る。日本海に面 した風光明媚な海岸や数々の高原、古くからの名湯などに恵まれ、何度訪れても飽きることはない。但馬牛だけでは語り尽くせない豊かな「食」も魅力だ。
但馬情報特急


イメージ 今回私が訪れた円山川流域は、

太古から但馬地方の政治経済や

文化を育くんできた地だ。

沢庵和尚はじめ植村直己など

傑出した人々を送り出している。

写真提供:国土交通 省近畿地方整備局 豊岡工事事務所

イメージ 西洋近代土木技術からの自立に挑み、

日本独自の国土建設の基を築いた、

沖野忠雄や赤木正雄の生誕の地でもある。

度重なる円山川の 氾濫に芽生えた、

『少年たち』の想いよ!

写真提供:立山カルデラ砂防博物館

[但馬が生んだ土木の偉人ふたり]

【土木の神様・沖野忠雄】
(1854〜1921)豊岡市大磯出身。5年間フランスに学び、帰国後東京職工学校勤務を経て内務省土木技師となり、淀川改良工事、大阪築港など、明治・大正期の全国の河川・港湾工事を主導した。土木学会第2代会長

【砂防の神様・赤木正雄】
(1887〜1972)豊岡市引野出身。東京帝国大学農学部卒業後、内務省に勤務し、鬼怒川、信濃川、木津川はじめ、全国の砂防工事を指導した。文化勲章受賞


先人生誕の地や足跡(そくせき)を訪ね、志をなぞると、彼の原動力、 支えとなったものが見えてくる。旅は先生だ。
2002年、今年も僕の旅は続きます。



         
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