お便り
 
東北の高橋さんからのおたより

 


NPO活動をきっかけに
社会を構成する市民の責任を自覚。
しんどくても
後戻りはしない万里子さんです。

高橋さん
 
 

山もあり、森もあり、川も海もあります。四季それぞれを色なす自然環境があります。私たちの暮らしの中では、それは当たり前のこととしてずうっと過ごしてきました。 
只見の山、川が心洗われるごとく素晴らしいのも、最上川のとうとうとした流れに山形の人々の生き様が写 されているということも、岩手・宮城を結ぶ北上川がその流れで文化や歴史をつないでいること、川向こうは他国だった子吉川は、いま、病める心を魅了して止まないということも、十三湊を辿り辿ると白神の暗門川へと、白神山地の深山の不思議空間に導かれるということも。 みちのくに住まう身とすればそれもまた、そこにある(存在)ものなのです。  
長年、河川行政の中枢で仕事し、物つくりを仕事にしていた方が、その東北の自然空間に心奪われ、生き方を変えてしまったという話を聞く機会が先日ありました。私はその言葉の重みを反芻しているところです。  

2004年1月
 
 
 
広瀬川
 
広瀬川
広瀬川
 
 
高橋さん
 

 
たかはし まりこ
高橋 万里子 さん

 
1944年仙台生まれ、仙台育ち。
東北の川コミュニケートセンター事務局長
NPO法人水環境ネット東北 専務理事
NPO法人全国水環境交流会 副代表理事
広瀬川市民会議 準備会 事務局長
 

子ども達のPTAで知り合った友人に、社会活動へ導かれた。子ども映画運動や無店舗共同購入型生協の立上げに関わり、添加物・農薬・合成洗剤等から見えてくる環境問題を意識はじめる。原子力発電所に関わる諸問題も環境問題の『環』のひとつとの思いから関わりを持つ。 
これまでの環境市民活動は、行政や企業への告発や対立型が殆どを占めていたが、添加物・農薬・合成洗剤等からみえてくるものは、加害者も被害者も巡る中で同一では、の思いから協調・協和・共同の必要性を強く感じる。市民が責任のある社会提案が出来る環境づくり、行政・企業と共にもうひとつの社会を構成するセクターとして『市民』の確立を目指している。 様々な立場の異なる「ひと」(産・官・学・野)たちの水環境をキーワードとした交流組織、「水環境ネット東北」の創設(1993年)に加わり、1999年10月特定非営利活動法人を設立し、現在専務理事を務める。
NPO法人水環境ネット東北 
NPO法人全国水環境交流会
みちのく川ネット ( 東北の12河川の情報や、地域活動情報、行政情報のサイト)

 
 
     

 

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