川と旅に出会う旅の情報
 

 

川と水の用語  
  知ってるつもりが大間違いだったことや、
  当たり前と思っていて、実は知らなかったことなど。

1.基本用語2.水の状態 3.災害4.環境5.その他
河川用語の参考サイト|・ 河川用語書籍・パンフレット

1.基本用語

 

【本流(ほんりゅう)・本川(ほんせん)・幹川流路(かんせんりゅうろ)】

  河川法上重要と考えられる、あるいは最大の流量や最長の河川のこと。
【支流(しりゅう)・支川(しせん)】
  本川に合流する河川のこと。
【源流(げんりゅう)】
  その川の、「本流」の水が流れ出るみなもと。
【支流(しりゅう)・支川(しせん)】
  本川に合流する河川のこと。
【護岸(ごがん)】
  川を流れている水の作用(浸食作用など)から河岸や堤防を守るために、水があたる部分に設けられる施設。
【分水界線(ぶんすいかいせん)】
  雨水がそれぞれ反対側に流れる線。ふつうは山脈の頂にあるので、その峰を分水嶺または分水界ともいう。
【堰堤(せきてい)】
  川の流路を横断し、水を堰き止めるために建設された構築物。水力発電や貯水用のダム・砂防ダムなども含まれる。
【灌漑(かんがい)】
  農作物の生育を順調にするために耕地に適度の水を供給すること。
【低水路(ていすいろ)】
  治水工事が行われた川の多くでは、いつも水が流れている所を指す。又、水面 との高度差がほとんどなく、通常は水が流れていないところを「低水敷(ていすいじき)」という。
【高水敷(こうすいじき】
  河道のうち低水路から一段高く、堤防からは一段低い場所を指し、普段は冠水しておらず洪水の時だけ水が流れ る部分。グラウンドや公園に利用されていることが多く、一般の間では高水敷を指して「河川敷」と呼んでいることが多い。
【河川生産物(かせんせいさんぶつ)】
  河川の砂利やヨシなどを指し、水が流れる敷地と共に「河川を構成する重要な要素」とみなされている。

2.水の状態

 

【地下水(ちかすい)】
  地中の土砂・岩石などの隙間・割目などにある水。
【泉(いずみ)・湧水(わきみず/ゆうすい)】
  地下水が地表に湧き出しているところが泉で、この地下水を湧水という。泉水の成分によって鉱泉と単純泉、水温で温泉と冷泉。湧出形態で不断泉と間欠泉に分けられている。
【伏流水(ふくりゅうすい)】
  地下を浸透して流れる水。さまざまな条件で、川の水も河床から地下に浸透し伏流水となって流れる。地下水も極めて遅い速度で低い方に流動しているので伏流水であるともいえる。
【湖沼(こしょう)】
  水があって流れていないものをいう。一般的な目安では、湖は中心部にまで水生植物の侵入を許さない深さがあり、水深5メートル以上。沼はそれより浅く水生植物が豊か。地域の習慣で湖のような状態でも沼と呼ぶなど、はっきりした区別 はされていない。
【滝(たき)】
  水の流れが落下するところ。水が一度底から離れて空中を落ちている滝を瀑布。川底から離れずに急激な段差を落ちたり、なめるように落ちている滝を早瀬という。
【上水(じょうすい)】
  飲料などとして管や溝を通して供給されるきれいな水。

3.災害

 

【洪水(こうずい)】
  雨や雪解けによって、川の水の量が、異常に増えた「状態」のこと
【氾濫(はんらん)】
  雨などによって街や農地などに水が「あふれる」こと。川から洪水があふれたことによる「外水氾濫」と、雨が直接その場にたまりあふれることを「内水氾濫」がある。
【水害(すいがい)】
  水によっておこされる災害すべて。海水による水害は含まれない。
【遊水地(ゆうすいち)】
  河川水が増加した時、その増加水の一部を導入して洪水氾濫を防ぐための池
【水制(すいせい) 】
  川の水の浸食作用などから河岸や堤防を守るために流れをコントロールしたり、水の勢いを弱めるための施設。求められる機能に応じ、様々な形状・構造がある。
【聖牛(せいぎゅう)】
  「牛枠」ともいい、すでに奈良時代にあった水防工法で全国に広まった水制の一種。土砂を上流側に堆積させ聖牛と貯めた土砂が一体となって河岸を守る。流れを緩やかにし、堤防脚の洗掘を防ぐなどの効果 がある。

4.環境

 

【BOD】
  水中の有機物が微生物の働きによって分解されるときに消費される酸素の量 で、河川の有機汚濁を測る代表的な指標。高いほど汚染が進んでいる。
【COD】
  BODと似たような汚濁の指標で、湖沼と海域の環境基準に用いられる。
【ビオトープ】
  雑木林、水辺、公園、空き地などから竹やぶや植木鉢まで、生き物が生息できる一定の空間をいう。
【近自然工法(きんしぜんこうほう)】
  生態系を底辺から復元することで、自然がもつ治癒力で様々な生命をよみがえらせることができるという考えに 基づき、生き物が生活できる環境を復元する技術。
【エコロジカル・ネットワーク(ビオトープネットワーク)】
  生物の多様性の確保や生態系の保全・回復を目標とし、生物生息空間である自然環境のエリアを量 的・質的に確 保すると共に、それぞれの空間相互を生物の移動を容易にする緑の回廊(生態的回廊)でつなぎ、地域・広域・ 国土レベルのネットワークを形成すること。
【礫間接触浄化(れきかんせっしょくじょうか)】
  河川の礫(小石)のすきまに水を通過させることで水中の有機物を除去、水質浄化する方法(礫間接触酸化法) 。川の自浄作用を利用するので、維持管理がローコストで済む。

5.その他

 

【扇状地(せんじょうち)】
  河川が山地から平地へ流れ出す場合に流速を減じるので、これまで運搬してきた土砂や礫を谷の出口に堆積し、扇形の地形を造る(等高線がほぼ同心円状に配列している)。これが扇状地で、沖積扇状地ともいう。
【河川争奪(かせんそうだつ)】
  隣接した河川のうち、どちらか一つの河川の浸食が大きい場合、もう一方の川の上流部を奪い取ってしまうこと。流域に著しい変化が起こる。
【自然堤防(しぜんていぼう)】
  氾濫を繰り返す川の水が洪水のたびに両岸にあふれ、土砂を堆積させながらつくった堤防状の高み。川の下流部によく見られる。
【天井川】
  川底が周囲の平野面よりも高い位置にある川
【ワンド】
  川の流れが岸側に窪んで入江状になった部分を指すのが一般 的。ワンドは流れがなく魚などの産卵場や増水時の避難場所になるので、近年では自然環境回復のために人工的に造成するケースも見られる。
【河川の自由使用】
  河川は公共の物であり、本来一般公衆の自由な使用に供されるべきものであることから、自由使用が原則とされ た。利用形態としては散策、釣りなどが該当する。
【河川の占用許可(せんようきょか)】
  河川の利用にあたって自由使用の範ちゅうを超え、他の河川利用者に影響を与えるような使用(排他独占的な使 用)をする場合に必要となる許可。占用する箇所を管理している国又は自治体に申請する。
【閘門(こうもん)・ロックゲート】
  落差の大きい川や運河の前後を扉で仕切り、片方の扉から船を入れて扉を閉じた後、他方の扉を開いて水位 を進行方向の水面と同じ高さにしながら船を昇降させ、通過させる装置。

6.河川用語の参考サイト

 


河川に関する用語(国土交通 省河川局WEBサイト内)
用語集(九州地方整備局「九州の川づくり」WEBサイト内)
河川用語集(北海道開発局帯広開発建設部WEBサイト内)
河川用語の基礎知識(群馬県WEBサイト内)
河川用語(宮崎県WEBサイト内)
河川・湖沼・海の環境用語(EICネット内)
川の科学(個人サイトAGUA内)
国土交通省用語解説(国土交通 省)
河川用語解説集(国土交通 省関東地方整備局京浜河川事務所)
河川用語集 ―川の言葉―(国土交通 省国土技術政策総合研究所)

7.河川用語書籍・パンフレット

 


「土木用語辞典」
「河川用語」福知山工事事務所

 

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