Re: 少し怖くなってます
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タイトル: 1146 . Re: 少し怖くなってます
お名前: 岩井國臣
投稿日: 10/6(02:27)
オリジナル: 1117. 少し怖くなってます ▼ [河童こと幸野敏治] 9/17(23:31)
コメント元: 1138. Re: 少し怖くなってます ▼ [岩井國臣] 10/4(07:33)
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幸野さん こんにちわ!
今、中沢新一にのめり込んでいます。中村雄二郎もすごいが中沢新一もすごい。私は、
かって、拙著「桃源雲情」で「哲学者はさぼっている」といいましたが、これは訂正し
なければなりませんね。「ほとんどの哲学者はさぼっている」・・・・と。やはり一部
の哲学者はすごいのです。
では、中沢新一はどうすごいのか。もちろんレヴィ=ストロースを中心とする構造主義
者たちの学問上の知的蓄積があっての中沢新一ですが、彼のすごいのはそういう近代の
構造主義を下敷きにして田邊元や西田幾多郎を超えてしまったということです。私は拙
著「桃源雲情」で当時ベルリンの壁が崩れていよいよ混沌の時代が始めるといいました
が、今に続くこの混沌の時代を中沢新一が救うのかも知れません。
それでは中沢新一のすごさの一端を紹介しましょう。彼の仏教に対する見方です。中沢
新一の本「熊から王へ」(講談社)に書いてありますが、仏教は、三万年前からの連綿
と続く思想・・・「対称性社会の思想」がその背景にあるということで、「冬の祭り」
と繋がっている。・・・・・ということは、宮沢賢治とも通底している・・・・、底の
方で繋がっているということです。
ブツダは、インドの人・・・つまりアーリア民族ではなくて、ヒマラヤ山麓のサーキャ
族というモンゴロイド系の王子で、「対称性社会の思想」を間違いなく受け継いでい
る。もちろん無意識ですけれど・・・・。
そうすると、仏教の理解というものは、王の時代の思想・哲学ではなくて、熊の時代の
思想・哲学にもとづいてなされなければならないということになります。そういうこと
を言った人は未だかって地球上にはおりません。そこが・・・・中沢新一のすごいとこ
ろです。
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