Re: 「市民」について
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ント
タイトル: 164 . Re: 「市民」について
お名前: 岩井國臣
投稿日: 3/24(03:45)
コメント元: 162. 住民投票は新しい民主主義をつくる ▼ [上田 勝] 3/14(01:11)
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御意見有り難うございました。 「市民」についての認識が貴兄と大分違うようですが、 私にしてみればそこが大問題で、・・・ その点については大いに議論をしなければなりませんね・・・・。 以下は、自民党の「自由新報」に掲載された「てい談」の内容ですが、 「市民」について少し述べておりますので、アップしておきます。
◎鼎談 ◎民主党政策研究プロジェクト [ 《出席者》 プロジェクトチーム座長 岩井國臣参院議員(右) プロジェクトチーム座長 安倍晋三衆院議員(中) プロジェクトチーム事務局長 山本一太参院議員(左)
(前文) 日本再生のために、わが自由民主党は何をなし、いかにあるべきか――それ を検討する第一段階として、民主党の基本理念および政策を研究してきた「民 主党政策研究プロジェクトチーム」は、民主党の「安全保障政策」と同党が掲げる「市民概念」についての中間報告をまとめた。そこで明らかになったの は、拠って立つ基盤の欠落、基本的政策の中の矛盾と一貫性の欠如、さらには 党としての脆弱さであった。チームの中心となって、とりまとめにあたってき た安倍晋三衆院議員と岩井國臣参院議員の両座長、事務局長の山本一太参院議 員に、民主党の「実像」を話し合ってもらった。
(本文) 岩井國臣 民主党は「市民中心型社会」を目指すとし、自立した市民すなわち戦 後世代を中心とした市民のネットワークを確立すると言っています。しかし、 政治意識が高いとするそのような市民とは、すなわち市民運動をしている人た ちです。既存の枠を超えた「地球市民」と言っていますが、国家や地域、ある いはふるさとへの帰属意識が希薄な人たちということになります。歴史や伝 統・文化を大切にしない思想は、極めて危うい思想と言えるでしょう。
山本一太 政党として求められる国家観、歴史観が欠如しているということで す。政策綱領を見ると、国境を越えた地球市民によるネットワークなどという SFチックな非現実論です。市民と言う言葉ですが、大事なことは誰が市民か ということです。民主党が言う市民とは彼らから見て“政治意識の高い人”ということになりますが、これは国民のある部分だけ選び出して相手にする、言 ってみれば「排除の論理」です。
安倍晋三 価値観がどんどん多様化しています。その中で、私たちの気持ちの拠 り所とは何かということを考えたとき、伝統や歴史がきちっとあるわけですか ら、そこに基本を据えていくべきです。人としての誇りがそこにあるのではな いでしょうか。わが党はそうした考え方に共感する人の集まり、一方、民主党 は国家としての「芯」などない方がいいと言う人が多いのではないか。とらえ どころのない国家観であり、政党であると言わざるを得ないでしょう。自民党 と民主党との、政党としての基本的な姿勢の違いであると思います。
岩井 良く見なければ違いは分からないかもしれない。その時の物指というか基 準が、国会意識であり、伝統、文化であるでしょう。教育の問題でも、自立し た青少年の育成が大切と民主党は言っていますが、国家や地域、共同社会あっ ての個人という視点が抜け落ちています。そうしたものとのつながりを大事に して教えていくことが、まず必要なのではないでしょうか。そうでないと本当 の意味の自立はあり得ない。
山本 政党としてのそうした立脚点の相違から、民主党と自民党との基本的な考 え方の違いが出てきているのだと思います。そこで、私たちが民主党の問題を 考え議論したとき、三つのポイントがあがりました。一つは政策の矛盾であり、一貫性のなさ、そして党としてのまとまりのなさです。二つ目は政党とし ての政策立案・決定のプロセス、仕組みがきちんとしていないということで す。政党としての体をなしていない。三番目は党の“顔”である菅直人代表、 鳩山由紀夫幹事長代理にわが国を引っ張って行く政治的リーダーシップがある だろうか、という点でした。
安倍 一点目に関しては、党の理論、党としての方向がまるで分からないという ことがあります。国会では今、ガイドライン関連法案の審議をしていますが、 ある議員は賛成の立場から「これだけでは十分に機能しない」と言い、違う議員は「戦争巻き込まれ法案だ」と言って反対する。二人とも民主党の人です よ。二点目の問題でもあるのですが、政策問題に党としてきちんと議論してい ない。いや、できないのではないでしょうか。徹底的な党内論議をしたなら、 党としての基盤が崩壊してしまうことを恐れてのことだとしか考えられませ ん。政党の責務は国
民の生命財産を守るということであり、安全保障というの は基本中の基本です。それすら、党としての考えがバラバラというのでは、も はや政党としての存在意義も疑われてきます。
山本 安全保障については、主張はなし崩しに変遷してきています。鳩山氏が提 唱し、後に削られた「米軍の常時駐留なき安保」政策についても、フィーリン グで採用したにすぎない。この考えを言い出した人がその前提とした集団的自 衛権の行使はどうするのかなどには、きちんと答えてはいない。政策立案・研 究能力がないということの証明です。菅代表が言う世界政府も現実離れした構 想でしかありません。
岩井 文化、歴史というのは国の支柱、中心となる柱です。それがないから、民 主党はぐらぐらして、収拾がつかなくなる。自民党は様々な意見や考えが出て きてもそうはならない。 安倍 規制緩和についても、民主党は経済政策の面での自由化を主張し、規制撤 廃を言います。しかし、それがもたらす問題には思いが至らない。いま、まさ に中心市街地の衰退が、地域の中の助け合いなどといったものを喪失させてい ます。政策から「現場の目」「生活のにおい」が落ちているのではないでしょ うか。
山本 先日の参院本会議で、ある民主党議員が農業基本法案について専ら消費者 の側から質問し、最後に生産者の立場に言及しました。農村票を意識したから でしょう。だが、そのために論旨がまとまらなくなってしまった。あれもこれ も、耳に快いことを言おうとする、そして言いっ放し。そもそも、農村に行 き、農家の人たちの生の声を聞いたことなどないのではないかと思ってしまい ます。 安倍 同じ党員なのに言うことがバラバラ、党内の組織によっても基本的な姿勢 に矛盾があります。旧社会党系議員による総務会と保守系若手議員が多くを占 める政策調査会では、憲法問題などで正反対と言っていいくらいの違いがあり ます。党の最高意思決定機関は、一体どこなのかということになってしまいま す。
岩井 党としての芯がないということですね。この国はどうあるべきか、どうす べきかという、政党としての原点が定まっていないということに尽きるのでは ないでしょうか。 山本 安全保障や経済・金融などの問題について、自民党は党内で激しい議論を する。それが党の活力になり、しかも、その激論を咀嚼(そしゃく)し消化す るシステムがあります。民主党はイメージで政治を語り、政策を決めている。 実際に蚕を見て、あるいは農作業でも漁業でも、働く人たちの声、姿にふれる ことが政治の出発点であることを忘れてはならないでしょう。
安倍 自民党にも、いわゆる左から右まである程度幅があります。例えば日の 丸、君が代の問題でも、これをを法制化すべしと言い、学校でも掲揚・斉唱を 義務化すべしと言う考えから、尊重するということでいいのではないかという 意見まである。だが、その幅には自ずと限度があります。その点が民主党との 大きな違いと言えるでしょう。
山本 しかし、さきの参院選では都市部において、わが党をしのぐ支持を集めた という事実は謙虚に受け止めなくてはならない。自己改革、透明性の徹底、そ して分かりやすい政治というものを、私たちは進めていかなくてはなりませ ん。
安倍 ただし、民主党は、テレビのワイドショー的な存在です。視聴率の取れる テーマを追いかけるように、受けそうな政策をならべる。しかし、自民党はそ うではありません。良質のドキュメンタリー番組を作り、あくまで中身で勝負 していく。もちろん、視聴率なんかどうでもいいというわけにはいきませんか ら、一所懸命説明し理解を求めていくのは当然ですが。
岩井 民主党がいう市民は市民運動家であって、いわゆる地域住民とは違いま す。かれらの地域活動には見習うべき点がありますが、われわれは、民主党の 言う排除の論理ではく、いろんな団体、いろんな人たちが緩やかにつながった いわゆるリージョナルコンプレックス (註:リージョナルコンプレックスについては、もう一つのホームページ<桃源雲情>のホームページ内検索でリージョナルコンプレックスと入力し、検索して下さい。) を作っていかなければならない。誰でも仲間に入ることのできる地域活動に、もっと力を入れて取り組んで行くべきです。
山本 健全なネットワークということですね。その点で民主党は「バーチャル政 党」だと申し上げたい。さまざま、民主党に対する批判を申してきましたが、 私たちは決して言いっ放しにはしない。反論をいただければ、きちんと受けて 立ち、議論を戦わしたいと思っています。
岩井 最後になりますが、二十一世紀のキーワードは「地域」ではないでしょう か。地域すなわちふるさと意識を原点とする政策を展開して行きたいと考えて います。
安倍 政党としての大きな責務といいますか義務と言いますか、それはお互いに 政策基本理念、目指すところのものを打ち出し、違いを国民の前にはっきりと 示す。そして、相互に指摘し批判しあって行くことではないかと思います。今 回のこの中間まとめが、野党第一党であり、われわれの最大のライバルである 民主党と、そうした関係を創って行くことにもなれば、と思っています。
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▼コメント
170. Re: 「市民」について ▼ [上田 勝] 3/26(17:52)
178. Re: 「市民」について ▼ [岩井國臣] 3/30(06:56)
184. Re: 「市民」について [上田 勝] 4/1(03:14)
171. Re: 「市民」について [上田 勝] 3/26(17:57)
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