PFIの大前提3
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タイトル: 180 . PFIの大前提3
お名前: 岩井國臣
投稿日: 3/31(06:40)
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大都市への人口集中、裏返しにいえばこれは過疎化の進展ということだが、過疎化の進展によって、我が国の伝統文化が随所で消滅の危機に瀕している。これはゆゆしきことだ。
また、地域によっては、著しい過疎化の進展によって、山や森を守ることが困難になってきており、国土保全上大きな問題になりかねない状況も出てきている。
一方、都市化が進み、日常の中で自然に親しむ機会が減少するにつれて、生活の利便性よりも自然とのふれあいを重視するという自然志向の高まりがみられ、自由時間を過ごしたり、子供を育てる場として、自然の豊かな地域を高く評価する人々が増えている。清浄な水、空気を求める 人々の欲求が強まるなど生存基盤としての環境も強く意識されるようになっている。
また、「克服すべき自然」という観念にとらわれない、人と自然との新たな関係が模索される中で、自然災害への対応についても、災害を未然に防止する方向だけで考えるのではなく、その発生を前提にいかに柔軟に対応するかという考え方が広まりつつある。
さらに、そういった自然再認識の流れの中で、国民が広く農用地等と触れあえるよう、グリーン・ツーリズム運動や美しいむらづくり運動が注目されてきている。
今、耕作放棄地等を樹林帯や花畑等に転換、豊かな自然環境の保全、回復のためのビオトープ・ネットワーク等の整備、都市住民に農作業の場等を提供する市民農園の活用、さらに農作業を通じてレクリエーションや体験学習を行うための施設整備と支援システムの充実が求められているのである。グリーンツーリズム運動やや美しいむらづくり運動は、今後きっと、急速な高まりを見せてくるに違いない。
私は、今のような時代の変革期は、「旅の時代」が始まるのだと思う。木村尚三郎さんも同様のことを言っておられるが、我が国の活力ある新しい時代の到来は、「旅」を抜きにしてあり得ない。
以上述べたように、我が国の伝統文化を如何に守るという視点や「自然との共生」という国民意識の大転換に如何に対応するかという視点のほか、国土保全という視点や新しい経済社会の活力を育むという視点からも、「町づくり型PFI事業」は、国の最重要課題として展開されなければならない。
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