新年明けましておめでとうございます!

 

 いよいよ21世紀ですね。現在の閉息感を打破し、今年こそ夢多い年にしたいものです。

 

 私がいつも言っていますように、21世紀の大事なキーワードは、共生、コミュニケーション、連携であります。この三つの言葉は、少しずつニュアンスが違いますが哲学的には同根の言葉であり、21世紀は、共生の時代と言っても良いし、コミュニケーションの時代と言っても良いし、連携の時代と言っても良いのであります。ここではコミュニケーションの時代と言っておきましょう。

 コミュニケーションの時代は、国の基本的な戦略としてコミュニケーション産業を育てる必要があります。コミュニケーション産業はコミュニケーションに関するすべての産業であって音楽なども含みますが、戦略的に大事なのは、IT産業であり、ビジター産業であります。

 また、コミュニケーションの時代におけるライフスタイルとしては、感性を磨けば磨くほど楽しくなるような趣味が尊ばれ、自然との響き合い、宇宙との響き合いというものが大事になりましょう。そして、そのための環境・・・、中村雄二郎さんのいうところの「トポスの知」がいよいよ大事になってくるでありましょう。かかる観点に立って、地域づくりとしては、自然と歴史と文化にもとづく「知のトポス」を作っていかなければなりません。

 第4次国土総合開発計画では、多自然居住地域が国土づくりのフロンティアだと位置づけられています。それら多自然居住地域の整備をどのように進めていくのか、また多自然居住地域と中心都市との連携をどのように図るかということもこれからの大きな課題だと思われます。

 

 さて、私は、21世紀は平和の時代というか、世界が真剣に平和を追求していく世紀だと考えています。そして、私は、広島との御縁から自分なりに平和というものを、或いは平和の原理というものを考えざるを得ないことになり、もちろん喜んででありますが、・・・ずっと私なりに平和の原理というものを考えて参りました。そして、「桃源雲情」というホームページでは、「怨霊」をテーマに平和の原理を追求してきました。「平安遷都を訪ねて」というシリーズは、ちょうど平安遷都1200年の節目の頃から始めたのでそういうタイトルになっていますが、実は、「怨霊」がテーマの旅であります。一応、旅を続けてきて、「蝉丸」というページをつくりかけたところで、「これはダメだ。どうしても武家社会の勉強をしなければならない。」・・・・そういうことに気がつき、「蝉丸」というページの作成をとりあえず延期しました。「蝉丸」の後に、「源氏物語」を取り上げるつもりでありましたが、当然それも延期です。

 今は、「武家社会源流の旅」を続けていますが、「源流」と名付けたのは、武家社会成立の頃まで遡って考えてみようという意図からです。武家社会が成熟するのは言うまでもなく江戸時代でありますが、武家社会を律する原理、言うなれば憲法みたいなものですが、その原理というのは、実は、北条泰時によって出来上がるのであり、私は、そこに歴史的必然性というか、坂東ならびに東北の成立過程における武者(もののふ)たちのエネルギーというか・・・ものの道理のなさしめる必然性というものを感ぜざるを得ません。そのエネルギーの中に何か社会が向かうところの真実というか・・・平和の原理というものがあるのではないか・・・というのが私の直感です。

 どうやらそれが見えてきました。しかし、今それを言うには少し早すぎるようであります。もうちょっと私の旅にお付き合い下さい。もう少しです。

 

 ここでは、終息の為の伏線として、次の小論文をアップしておきます。これを見ていただき、どのような結末になるかを想像していただければ望外の喜びであります。今年が良い年でありますように!

1、東北・北海道への期待

2、平和の使者・坂上田村麻呂

3、東北文化の誕生

、空海、最澄、そして徳一

5、空海と徳一

6、祖霊信仰

 

Iwai-Kuniomi