5、マレーシアのケラウダム建設計画について
さて、マレーシアのケラウダム建設計画というのがあります。これは、日本のODAでは過去最高の円借款となるようです。このプロジェクトに対して・・・現地のNGOなどから、いろいろと反対の声があがっています。
質問51(対外務大臣)
マレーシアのケラウダム建設計画について、その概要を御説明下さい。さらに、現状と今後の見通しは如何?
私は、ODAは多国間協力よりむしろ二国間協力に重点を置くべきだという考えであります。しかも、二国間協力では、現在の外務省の方針とは反対に、贈与より貸し付け、つまり円借款・・・・、円借款を重視すべきとの考えであります。円借款で問題なのは、貸した金を返して貰えないということでしょう。
しかし、私に言わせれば、計画が悪いというか、リスク分析がまずいからです。リスクを誰がとるのか。PFIなりPPPの考え方では、日本政府がリスクをとらないやり方というものがあるのです。そういうことを外務省はまったく知らずに円借款はリスキーだとお考えになっているのでしょう。外務省もPFIなりPPPをもっと勉強して欲しいと思います。そして、円借款でいちばん大事なことは関係各省の協力であります。
質問52(対国土交通大臣)
国土交通大臣は、このケラウダムのことは知っているか?
質問53(対外務大臣)
ケラウダムに限らないが、ODAに関連してこの種の技術的問題が生じたときに適宜適切に対応できるよう、関係各省庁と相談をして、然るべき専門機関というかオーソリティーみたいなものをつくっておくべきではないか。また、私は、関係各省庁と相談をして、各ブロックにODA情報センターをつくるべきであると考えるが、外務大臣はどう思うか。 要は、政府全体として、対応できる仕掛けが必要じゃないのか、ということです。