タイトル: 630 . デフレスパイラル

 

日本は今、デフレスパイラルの入り口にあり、大変心配な状況にあります。このまま行けば景気が回復するどころか、大変な不況に陥る心配もないではない。そういう状況のなかで、小泉総理は諸般の改革を断行すると。そのこと自体は基本的には、というか総論としては当然のことというか、そのように私も思いますが、各論的に言えば、冷静な議論が必要ではないかと思います。今日の日経新聞の「大機小機」というコラムに次のような記事が載っていましたので紹介します。

 

「日本はデフレスパイラルと財政破綻の入り口にある。小泉首相は財政破綻をさけるためにプライマリーバランスを均衡させることを目標としている。しかしプライマリーバランスの均衡で経済破綻を避けるためには、名目成長率が名目金利よりも高いという条件が忘れられている。GDPデフレーター・デフレ率は2パーセント近いため、たとえ3パーセントの高成長を達成しても、名目成長率は1パーセントとなり、国債金利を下回ってしまう。デフレ率が現状を越えると、財政の立て直しは絶望的になるであろう。」

 

以上の通りでありますが、こういったことについて小泉総理はどのようにお考えになるのか、全くその点が見えていない。いろんな人が心配をする所以であります。

 

Iwai-Kuniomi