タイトル: 633 . Re: 警告その2
6月9日の朝日新聞の「私の視点(ウィークエンド)」というコラムにのっていた、リチャード・ヴェルナーという人の意見が私の注意を引いた。それによれば、小泉さんの「構造改革なくして景気回復なし」という路線は間違っているとのことである。リチャード・クーが財政政策の面から小泉さんの誤りを指摘しておられるのに対し、リチャード・ヴェルナーは金融政策の面から小泉さんの誤りを指摘しておられる。
リチャード・ヴェルナーの意見も傾聴に値するので紹介しておきたい。
景気回復のためには、日本経済を構造改革するしかない、といわれているが、それは大きな誤りだ。(中略)・・今必要なことは、不良債権を抱えて貸し出しを増やせない民間金融機関に代わって、日銀が国債や社債を金融市場から買い上げる、いわゆる「買いオぺ」を実施して、適切な資金を供給することだ。
(中略)
景気回復には、構造改革より、日銀の独立性を制限して、財政政策との政策との整合性を保つようにすべきだ。さらに、名目GDPを3%にするといった目標を持たせたほうがいい。