タイトル: 673 . Re: 三つの原理原則と小泉改革
小泉さんがおっしゃるようにこれからは民間でできるものは民間でやる、そういう考え方はまったく正しいものと思われます。行政も機関委任論ではなくて政府信託論でいかなくてはなりませんが、いろんな市町村、都道府県、国の公共事業につきましても民間でどんどんやるようにすればいいものと思います。そういう意味でこれからの公共事業のあり方として、PFIというものを考えているわけです。大いにPFIは推進されなければなりません。
私が小泉改革に公共事業の分野で協力する場合のポイントはPFIであります。経済財政諮問会議の「骨太の方針」の中でもPFI の推進というものがあります。私は自民党のPFI推進調査会副会長を仰せつかっておりますので・・・・、「民間でやれるものは民間でやる」という見地に立って・・・・PFI事業の推進を図っていきたいと思います。
その際私のやりたいことは二つあります。
ひとつは地方における、あるいは過疎地域も含めて、農山村地域におけるIT特区であります。これはIT 産業とビジター産業というものを考えたもので、リゾートオフィス等も含めてIT特区というものを設け、その整備促進を図っていこうというものです。これはすでに国土交通省大臣政務官のときに事務方に検討の指示を出しております。
二つめは世界都市づくりであります。東京もそうですし、京都や奈良、神戸、大阪もそうですが、広島もそうですが、いろんな都市に現在でも大勢の観光客が来ております。今後、世界は大旅行時代、大交流時代に入っていくわけでありますが、世界から各国の人たちが来た場合になるほどという都市づくり・・・まちづくりがなされていなければなりません。広島の場合には国際平和文化都市ということでありますが、その名にふさわしい都市づくりが急がれるものと思います。アーバンツーリズムというものをこれから考えていく必要があるのではないでしょうか。
交通渋滞の解消、水と緑の景観づくり、あるいは水と緑の生態系づくりといいますか、ビオトープというんでしょうか、いろいろとすすめられておりますけれども、そういった水と緑を中心としたビオトープというものもやらなければなりません。やるべきことは非常に多いように思います。
以上ですが、PFIの事業を推進するのに、そのやり方としてまず計画づくりがあります。PFIの創作活動を推進しなければなりません。そしてその計画・企画・案・アイデアにつきましては・・・、著作権としてきっちり権利が保護されなければならないので、そういう法体系整備も必要かもしれません。
そういったことを前提として、PFI の作品づくり、創作活動を推進していかなくてはなりません。そのときに二点ポイントがあります。
まず、NPOをどう取り込むかということが一つです。これからNPOがどんどん増えて行くわけですが、PFIの作品づくりの段階において、各個人がインターネットなどで参画するということもあろうかと思いますけれども、できれば、いろんなNPOがそれぞれの立場でそのまちづくりPFIの作品づくりに意見を言えるような、そんなシステムを作るべきであると思います。
それからもうひとつは、・・・大変大事なことですが・・・・、国民に対する説得力が必要であります。PFIを進める場合にその作品がいいのかどうか、国民に問う必要がありまして、そのためのいろんなデータ、資料、説明資料が必要なわけです。まあデータベースでしょうか。そういうものが必要です。あるいは住民の意識、国民の意識というものがその作品の中に込められているのかどうか、風土というものが活かされているのかどうか、ということが非常に大切となります。
そこにKJ法、川喜田二郎さんのKJ法とコンピュータを駆使して、しっかりしたデータベースができているのかどうかというのが一つの大きなポイントになるのではないかと思います。