Re: 靖国問題6 

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タイトル: 712 . Re: 靖国問題6

お名前: 岩井國臣

投稿日: 8/15(12:12)

コメント元: 706. 靖国問題 ▼ [岩井國臣] 8/15(14:59) 

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岩井國臣 ] 私は、いうまでもなく、わが国の伝統的な神道こそ良しとしており、戦前の国家主義的神道には批判的である。わが国はやよよろずの神々がいます・・・いうなれば出雲的な神々の世界であるべきだと考えている。そして、さらにいえば、神仏習合こそわが国伝統的な宗教感覚ではないかと考えている。天皇制についても、わが国の伝統文化からすれば、やはり今の象徴天皇が積極的に肯定されるべきで、明治憲法については批判的である。明恵の「あるべきようわ」と田辺元の「種の論理」に、今、私は、傾倒している。 

 

私は、今、憲法改正を視野に入れ、わが国のあるべき姿を模索中である。広島のあの原爆ドームが私たちの庁舎であったこともあって、私は、平和ということに無関心ではいられない。当然のことであろう。平和の原理は何か。平和な国づくりとはどういうことを言うのか。そういうことを常に考えて人生を送っているが、私は、これからのあるべきわが国のかたちというものは、わが国の歴史と文化にのっとったもので・・・・しかも・・・世界に通用する哲学にのっとったものでなければならないと考えている。この際、哲学はちょっと横に置くが、わが国の歴史と文化を考えたとき、今私たちが下敷きにすべき政治思想は、明治のそれではなくて、鎌倉幕府の「御成敗式目」を支えている思想、明恵の「あるべきようわ」でないかと私は考えている。

私は、明治維新というものを、ひいては明治憲法というものを、さらには国家主義的神道というものを決して全面的に否定しているのではない。そうではなくて、明治という時代の歴史的な意義というものを十分認識しながらも、これからあるべきわが国のかたちというものを考える場合は、もっと永いスパンで歴史を考える必要があると言いたいのである。永いわが国の歴史からすると、明治の国家体制というものは、わが国文化とはおおよそ異質のものであって、列強に伍していくための帝国主義的な国家体制であったといわざるを得ない。

これからは違う。これからは世界平和の時代である。世界が協働して平和を追求していく時代である。わが国は世界の平和にどう貢献できるか。私は、実は、わが国の伝統文化や伝統的な政治体制こそ、その中に平和の原理を見いだし得るのではないかと考えている。これからは、戦後のそれではなくて・・・・、わが国本来の文化に立ち返らなければならないのである。その上で、世界に通用する平和哲学を打ち立てなければならないのである。私が明治という時代に打ち立てられた国家主義的神道に批判的なのはそういう考えからである。

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