Re: 靖国問題10 

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タイトル: 716 . Re: 靖国問題10

お名前: 岩井國臣

投稿日: 8/15(12:26)

コメント元: 706. 靖国問題 ▼ [岩井國臣] 8/15(14:59) 

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岩井國臣 ] しかし、賽(さい)は投げられた。小泉総理は第二ラウンドをうまく戦うしかない。 

 

先に述べたように、中曽根総理としては、「戦後の総決算」として靖国神社公式参拝への道を拓きたかったようであるが、当時の社会党と中国の猛反対運動にあって、あえなく失敗に終わった。小泉総理は、必ずしも中曽根総理の意思をついでのことではないようであるが、できれば靖国神社公式参拝への道を拓きたい、もしそれがダメであっても、8月15日という終戦記念日に、・・・・何らかの形で戦争犠牲者に祈りを捧げたい、・・・・そのようにお考えのようである。小泉総理の願いは、あくまで戦争犠牲者に対する祈りである。純粋なのだ。ほかに何もない。8月15日という終戦記念日に、平和への祈りを捧げたいのだ。

私も、8月6日という原爆の日には、広島の原爆ドームの下は建設省職員殉職の碑を前にして、原爆による殉職者の霊を慰め、平和な国づくりにまい進することを誓っている。毎年のことだ。これは建設省中国地方建設局(現中国地方整備局)主催の公式行事である。そして大事なことは、歴代の大臣が広島にこられたときは必ずその殉職の碑に花束を捧げていただいている。私が局長のときは、原田昇左右建設大臣(当時)をご案内したが、原田大臣は殉職の碑の前で一瞬声を詰まらせ、涙を流された、・・・・そのことを私は感銘深く覚えている。

現在、8月15日という終戦記念日に、多くの戦争犠牲者に対してその霊を慰めることのできる場所、それは靖国神社しかない。戦争犠牲者の霊を慰め平和な国づくりと世界平和を祈る、このことの大事なことは言うまでもない。問題は靖国神社への公式参拝である。それがもしダメであれば何かそれに代わる追悼のあり方というものを見出さなければならない。読売新聞が言うように、21世紀にふさわしい追悼のあり方について知恵を絞るべきだ。今や21世紀なのだ。いつまでも靖国参拝問題ですったもんだしているときではない。幸い、小泉総理は、靖国参拝問題をめぐる議論に早く終止符を打ちたいと考えておられるようだ。そのために「国立戦没者慰霊施設」の建設を言い出されたのだろう。ただ、これについては、先に述べたように、拙速は避けなければならない。拙速は避けなければならないが、できるだけ早く、中国等近隣諸国にも通用する祈りの仕方を見出さなければならない。その際大事なことは、わが国らしさというものを失ってはならないということだ。

先に述べたとおり、わが国の伝統文化や伝統的な政治体制の中に平和の原理を見いだし、そのうえで、世界に通用する平和哲学を打ち立てなければならないのである。相手の立場や思想というものを尊重するということは大事だが、外交というものは国益を守るものである。国益、言い換えれば自国の伝統文化や伝統的な政治体制を大事にしながら、世界平和に貢献する・・・、これはなかなか容易なことではない。特に中国等との付き合いには相手のペースにはまらないような留意も必要であろう。少なくとも、外交上の駆け引きから、わが国の国益というものが或いはわが国らしい祈りの仕方というものが故意に曲げられるようなことがあってはならない。

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