小泉さんは間違っている!

 

 

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タイトル: 874 . 小泉さんは間違っている!

お名前: 岩井國臣

投稿日: 5/16(19:36)

 

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五月号のWEDGEに私の尊敬する経済学者・宮崎勇さんの御意見が載っ

ていましたので、紹介しておきます。

 

 

「小泉改革は景気対策軽視などで誤り」

宮崎勇氏(元経済企画庁長官)

 

 

―1年経って小泉内閣の構造改革を、どう評価しますか。

 

「構造改革をやろうとした意気込みは評価できます。しかし、その意味

と内容がはっきりしないままにやったので、混乱してしまいました。景

気回復をむしろ遅らせた罪も大きいですね。小泉政権1年間の実質経済

成長率はゼロです。最近、景気が底打ちしたように見えますが、原因は

景気循環と米国の景気回復です。政府の政策はむしろマイナスに働きま

した」

 

―小泉改革では、どこが誤りでしたか。

「誤りは4つあります。第1に、小泉首相は『構造改革なくして景気回

復なし』と強調していますが、構造改革と成長対策は二者択一ではない

はずです。明治維新では、近代化のための制度改革とともに、殖産興業

に代表される経済成長政策を推進しました。第二次大戦直前は民主主義

化のための構造改革と、石炭、鉄鋼などへの傾斜生産方式といった成長

政策を、同時並行的に進めました。ところが、小泉内閣は構造改革一辺

倒で、経済成長政策を軽視しました」

「第2に、経済政策でサプライ(供給)サイドの供給充実だけ重視し

て、需要政策を二の次にしました。第3は、デフレに対する認識不足で

す。竹中経財相らは金融緩和の必要性を非常に強調し、インフレ目標の

設定まで主張していますが、デフレには金融と実物経済の両面があるこ

とを忘れているようです。現状では、いくら金融を緩和しても、実物経

済にカネは回りません。需要不足だからです。第4は、開放体制が建前

なのに、輸入制限や意図的な円安政策をとりがちです」

 

―需要増加策のポイントは。

「公共投資を中心とする政府支出を増やすことです。公共事業は透明性

をもって中身を改革すれば、構造改革に役立つものも多いです。景気見

通しが少しよくなったからといって、追加の景気対策を中断するのは間

違いです」

 

―今後の構造改革の進め方について。

「何を優先してやるべきか、選択肢を具体的に挙げて国民に聞くのがい

いでしょう。構造改革を進める上で障害が発生したら、公開して国民の

判断を仰ぐべきです。小泉首相のように、”特定の人”に意見を聞くの

は駄目です」

 

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