Re: 補正予算の議論を!

 

 

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タイトル: 900 . Re: 補正予算の議論を!

お名前: 岩井國臣

投稿日: 5/27(05:24)

コメント元: 897. 補正予算の議論を! ▼ [岩井國臣] 5/25(01:35)

 

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小林慶一郎、加藤創太のベストセラー「日本経済の罠」の一番いいたい

ことは現在のデフレは不良債権の存在だということだ。大変説得力のあ

る本であるので、まだ読んでおられない方は、この際、是非読んでもら

いたいと思うが、私は、この本で一番感激したのは、ハイブリッド思想

の必要性を訴えておられる点だ。

 

前にアップしたことがあるが、この際、もう一度紹介しておく。以下の

通りである。

 

 

私は、白といえば白黒といえば黒、逆に白でもない黒でもない、或いは

善でもないし悪でもない、善といえば善悪といえば悪などといい、「両

頭截断(せつだん)」ということを言ってきた。

 

「両頭截断(せつだん)」とは、二元論的な思考を戒めた言葉だが、小

林慶一郎、加藤創太のベストセラー「日本経済の罠」のなかで再三その

ことを強調しておられることには少なからず驚いた。驚いたというより

意を強くしたというべきかもしれないが、我が国で現在もっとも重要か

つ緊急課題である経済問題において二元論が話題になろうとは全く思い

もよらないことでもあるし、「日本経済の罠」の根本原因が二元論の流

布にあるという彼らの指摘に及んではただただ驚いたというより他はな

い。

 

近年こんなに意外なことに出会ったことはない。目からウロコが落ちる

思いである。彼らは最近の風潮を「不毛な二元論」と断じているが全く

そうである。

 

さて、彼らは次のように言う。

 

「需要サイド論対供給サイド論」という不毛な二元論が、なんら建設的

な政策論争に結びつかなったことは、すでに何回か述べた。また、第5

章では、「国対私」あるいは「官対市場」という二元論的な理解が、企

業や市場の公共性を損なわせていることを指摘した。

 

新聞などでは、対立する論調を併記している記事をよく見かける。そし

て、併記された二つの論調は、往々にして、相手の立場を一方的に批判

したり、自分の立場の正当性を一方的に主張しているものが多い。ま

た、政治の世界においては、二大政党こそが望ましい政党政治のあり方

だ、と考えている政治家やジャーナリストが現在でも多いようだ。こう

した「二大政党制待望論」の背景にも、争点の本質を二元論的に捉える

思考的枠組みが見え隠れする。

 

二元論的思考には、争点を明確化するなど利点も存在する。反面、その

両者の中間的領域、あるいはその両者と異なる座標空間の存在を見過ご

してしまう恐れがある。また、お互いに牽連性や補完性を持つ争点(座

標軸)を、対立的あるいは独立的なものと捉え、二者間の選択を迫るよ

うな議論の重大な誤りを引き起こす可能性がある。

 

 

以上であるが、この文章のもとは

<URL:http://www.kuniomi.gr.jp/togen/iwai/21kense.html>

である。

 

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