円仁死して飛翔す!
山寺には、円仁の入定窟という霊窟があり、
そこに円仁の遺体があるという伝承がある。
円仁は、864年、熱病のためなくなるのだが、
大江匡房の「本朝神仙伝」によれば、
入定直前に
円仁の姿がこつ然と消えたらしい。
また、「山門建立秘訣(こんりゅうひけつ)」によれば、
逝去して棺桶に安置された円仁は、
東北への念い忘れがたく、
天空を飛翔し、
ここ立石寺に降り立ったのだともいう。
その際、「華芳の峰」に草履を落とし、
それを見た人がいたらしい。
昭和25年の学術調査の結果、
円仁の遺骨らしきものが発見されている。
ただし、どういうわけか、
頭部だけ木造の頭部に入れ代わっているのだが・・・・。
これがその頭部の写真である。秘宝館に展示されている。
生前の円仁像