お金の「 円 」の由来

 

日本のお金の単位は「円」です。

外国でも日本のお金のことは「YEN」と言います。

何故…「円」なのでしょうか。

「お金は丸いから円」…寛永通宝(古銭)とかもみんな丸いですし、

これも一理あるのかなー…って思えますけど、

実は全然違って、きちんと歴史があったりするものなんです。

そもそも「円」をお金の単位として使い始めたのは、

日本よりも中国の方が先なんです。

18世紀頃の中国では、銀塊を中国銀貨としていたんです。

この頃は中国にも日本にもメキシコの銀貨が入って来ている時代で、

中国ではメキシコ銀貨の円形を指して、

「銀円」と呼ぶようになったのです。

(起源で言うと「お金は丸いから円」というのは合ってるんです)

その後、中国でも円形の銀貨を作るようになったのですが、

円の正字である「圓(げん)」は画数が多めなので、

同じ読みの「元」を貨幣の総称と決めて「銀元」としたんです。

日本は多くのことを大陸(中国など)から倣っていますが、

これも倣うことにして、「円」にしたのです。

その後の明治4年になって、

「新貨条例」が交付されて、通過の単位が「円」を基準にすることが、

法律的にも決まり、両・分・朱というそれまでのお金は回収されて、

新しい貨幣制度が整備され、

明治6年には渋沢栄一を筆頭として、

第一国立銀行が設立されるに至ったのです。

…と、そんな「円」の歴史でした。

また、韓国の「ウォン」は漢字で書くと「円」です。

これも…日本と似たり寄ったりの事情があるやも知れませんね。

 

あと余談なのですが…ニュースを見ていると、

「日本円が…」とよく聞きます。

それって「アメリカン円」とか「フレンチ円」があるってことなのでしょうか…。

多分きっと、その国での円の価値を言ったりするものなんでしょうけど、

ちょっと…ほんのちょっとだけ、

アメリカはドルだし、フランスはフランだし、

円は日本だけのものなんだから「日本」はいらないのでは…と、

疑問を抱かずにはいられない言葉なのでした…。

(なんだかオジサンやオバサンが、

 お釣りを「180万えーん!」というのに似ている気がして)

Iwai-Kuniomi