市町村合併問題について

 

 

 現在、全国各地で市町村合併が問題になっている。現在、2,026の市町村が合併のための協議会や研究会を作っており、全体の市町村数の62%を超えている。 

 福島県・矢祭町(やまつりまち)のように侃々諤々議論の末町議会全会一致で反対決議をしているところもあるし、長崎県・壱岐のように住民発議で合併協議会ができる寸前のところで逆転し、再び町村長の発議で合併協議会が発足したところもある。群馬県・上野村は黒沢村長の極めて強いリーダーシップの下まったく合併問題が俎上にのってこない。

 

 まあいろいろであるが、全般的には「平成の大合併」に向かって動き出しているようだ。多摩川の源流地域では合併をしない方向でまとまったようだ。秩父郡ではいま議論の真っ最中だ。多くのところが侃々諤々熱の籠った議論がなされていることだろう。いろいろ私の意見を聞かれることもあり、以下は、「劇場国家にっぽん」との関連において私の考えを少しまとめておきたいと思う。

 

1、市町村合併に思う

2、合併問題と「劇場国家にっぽん」

3、源流地域の活性化と合併問題

4、市町村合併は地域で議論せよ

 

(註:地域の人びとは、演劇でいえば、舞台で演じる主役である。清水博の「場の思想」との関係でいえば、それはメディオンだ。そして、メディオンの組織がNPOである。さらに、中沢新一の「モノとの同盟」との関係でいえば、NPOはまさに「モノの世界」における活動主体である。)

 

 

Iwai-Kuniomi