決算委員会(第3次原稿)
総論とODA関係
平成16年3月8日
参議院議員岩井国臣
(ODAについて)
○参議院改革の大きな柱として、私たちは、国会における決算審査というものを重視し、その前倒しに取り組んでいます。予算は衆議院、決算は参議院・・・というふうに単純に割り切れるものでもありませんが、参議院としては決算審査に重点をおいて、重点的に・・・、早期審査というものを実現して、その結果を少しでも予算審議に反映させよう・・・ということであります。予算審議に入る前に決算審査をやるということは画期的なことで、その実現に御努力いただいた・・・参議院改革協議会の各委員、並びに衆参の関係各位にまず持って心から感謝を申し上げます。
雇用情勢や地域の経済については厳しいところが見られるものの、景気は、設備投資と輸出に支えられて着実に回復し、株価も上昇するなど、日本経済の復活の兆しというものが確かに見え始めております。明るさが出て、本格的な回復軌道に乗るかどうかの大切な段階でありますので、16年度予算の年度内、早期成立を図って、景気を押し上げることが重要であります。
そうした重要な時期に、本日、参議院では予算に先だって、決算審議を行うことになりました。そのことに、私は、非常な責任を感じており、何とか参議院らしい中味の濃い決算審査が行なわれるよう・・・心から念願する次第であります。それでは質問に入ります。
質問1(対総理大臣)
総理!・・・・平成15年度決算書は、憲法の規定からいえば、来年1月の通常国会に提出すれば良いのですが、これをぐっと早めてですね、・・・秋・・・。会計検査報告なども含めて間違いなく・・・秋の11月20日までに、国会へ提出していただく、このことをもう一度しっかり確認させていただきたい。これをやっていただければですね、何とか・・・平成15年度決算審査の結果を平成17年度予算に反映できるんですよ。今回の決算審査は、昨年と同様、今会期内に終わったとして、平成14年度の決算審査が平成17年度概算要求に何とか反映できるという・・・、まあ2年遅れにしかならない・・・。それが11月20日となれば、1年遅れまで追い付きます。
これは決算審査の画期的な改革になります。ほんとうに画期的なことだと思います。総理如何でしょう!
○さて、時代は激しく動いております。予算、決算、予算、決算・・・というローテーションをうまくやっていかないと日本は世界からおいてきぼりになる。参議院は、衆議院と違って、解散というものがないし、そしてもともと任期が6年・・・ということですから、参議院はじっくり勉強できるんですよ。
さて、総理!・・・・今日は、現下の緊急課題として年金に関連する問題、食の安全性に関する問題、そしてODAの問題を取り上げますが、どうもこれらはうまくいっていませんね。ムダが多い。
質問2(対総理大臣)
年金に関連する問題、食の安全性に関する問題、ODAの問題について、国民の不満が爆発しそうな雲行きです。これらの国民の不満というものについて、総理はどう認識し、どう対処しようとしておられるのでしょうか。
今申し上げたような問題に限りませんが、いうまでもなく、諸般・・・改革が必要だ。改革は大いに進めなければならない。改革に必要なのはみんなのやる気です。改革に対するみんなの情熱ですよ。しかし、私に言わせれば、役人にやる気や責任感が欠如しているんですよ。
現代の「ニヒリズム」ということが言われ、それとも関連して「男女共同参画社会」の問題がいろいろと指摘されている。「男女共同参画社会」の関係予算にはずいぶんムダが多いようですね。私に言わせれば、現代の「ニヒリズム」と関係がある。我が自民党でも勉強が始まっており、いずれこの決算委員会でも取り上げたいと思っています。さて、やる気の問題に戻りますが、現代の「ニヒリズム」・・・・その原因は何か・・・・。私の考えでは、「歴史と伝統・文化」がおろそかにされているところに・・・・どうも現代の「ニヒリズム」の原因がある。それも突き詰めれば、国家像という問題にいく。そして、さらに煎じ詰めれば、結局、結局ですね・・・・、哲学がないということになる。今この国を引っ張っていく哲学がないのではありませんか。今ここで哲学論争をしている時間はありませんが、今この国に哲学がない・・・。
質問3(対総理大臣)
私は、今こそ、わが国の国家像を明らかにするため、すぐれた哲学者を動員するべきだと思う。総理の見解を伺いたい。