国道7号線・沿道の風景
国道7号線は、首都アンタナナリブとアンチラベ、フィアナランツァ、チュリアールを結ぶ南部の幹線国道である。したがって、けっこう整備がゆきとどいている。往きはただひたすら走るだけであったが、帰りはいろいろと問題意識を持ちながら走った。立ち止まるべきところは立ち止まってよく観察をすることとした。写真をとるためにバックをしたところもある。このような走り方をしたので、まあけっこう勉強になったのではないか。
さあ、それでは国道7号線、思索の旅の始まり始まり!
さすがにマダガスカルを代表する幹線国道ですね。
立派ですね。立派!
どうです、この風景。
日本の風景とあまり違わないではありませんか。
この棚田の風景。写真の右側をよく見て下さい。
小さな水路が見えるでしょう。
水田の用水システムがきっちりできている証拠です。
こういう用水システムというものは、そう簡単にできるものではなくて、
永年の歴史が作り上げるものです。
言うなればその国の文化を示すものです。
マダガスカルには、・・・
場所によるかも知れませんが、
稲作文化が脈々と息づいている・・・・、そう考えて良いでしょう。
ただ、近年は、植民地政策やら国内の政治的混乱から、
政治がうまくいっていなく、国土が荒廃しているのだと思います。
しかし、このように、稲作文化は、場所によって脈々と息づいているのですから、
政治をうまくやっていけば、外国資本も安心して入って来れるでしょうし、
そうなれば比較的簡単に最貧国から脱却できるでしょう。
さあ、それでは、思索の旅をつづけましょう!
ちょっと、待て!
こりゃあ、何だ?
何ですか?
薪が足らないので、こうやって・・・
こっそり・・立派な立ち木を削り取る人がいるのです。
上の方が枯れないように、
気の芯の部分を削らないように、注意して削っているようです。
まあ、これだったら許してもらえるのでしょうか?
まあ、絶対的に食料とか燃料が足らないんですね。
このあたりの沿道の風景はなかなか良いんですがね。
こういう姿は心が痛みますね。
まあ、心配しないで・・・旅をつづけましょう!
この国の自動車の普及率はどれぐらいか走りませんが、
まあほとんどの人は自動車なんて持っていないのでしょう。
ですから・・・、原則的には・・・、
かっての日本がそうであったように、「歩き」です。
歩くのです。黙々と歩くのです。
ですから、
国民生活と企業活動のあいだには相当なギャップがありますね。
しかし、当分の間、企業活動には積極的に支援していかなければならないのかもしれません。
国民生活の向上を図るためにも・・・。
そのとき必要なのは、
上流階級と企業との癒着をできるだけなくすこと、
上流階級と一般国民との格差を極力なくすことではないでしょうか。
今までの日本がそうであったように、
能力主義は必要最小限度にとどめておくべきでしょう。
ただし、厳に慎まなければならないのは、
平等ということをあまり言い過ぎてはいけないということです。
犯罪はいけませんが、
合理的な範囲である程度の格差は認めないといけないでしょう。
そこはやはり・・・「両頭切断」の精神でやっていかなければなりません。
ひきつづき国道7号線を・・・!
あっ、これは何だ??
これは、煉瓦・・・、煉瓦を焼いているところ。
マダガスカルは、木が少ないので、家は基本的にれんが造りである。
田んぼや畑の土を煉瓦に焼いている。
川の高水敷の土を使ってれんが造りをしている場合もあるが、
畑や田んぼの土を使う場合が普通であろうか。
マダガスカルで竹の生育状況がどうであるかは判らないが、
もし竹が生育するのであれば、
日本の場合のように、土蔵づくりの方が・・・・
燃料を使わなくて良いのでは???
・・・・などと思いながら通り過ぎて行ったのでした。
どうです。
日本の風景と良く似てはいませんか。
こういう風景を見ていると、
はるかアフリカの地まで来ているとはとても思えませんね。
私の小さい頃の田舎に戻ったような気がします。
アンボシチャは木彫りの町らしい。
木彫りでも買って行きますか。
それでは、次は、アンチラベを経て
アンタナナリブに向かいます。
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