白髭神社の額

 

 

しらひげ神社には、白髭神社と白髯神社がある。

ひげはひげでも、

髭は口ひげ、髯はほおひげ。

おおむね関東では白髭神社であり関西は白髯神社である。

 

関東では、しらひげの神といえば高麗王・若光のことだから白髭である。

関西でしらひげの神といえば新羅の神であり比良大明神のことだから白髯である。

それなのにどうして日向のしらひげ神社が白髯神社なのか。

 

高麗王・若光が大磯に上陸して、

やがては高麗(現在の埼玉県入間郡日高町)に落ち着くのだが、

一時、日向に住んでいたことがあった。

先に述べたように、

日向山に巡錫してきた行基が薬師三尊を彫ろうとして良材がなく、

日向の若光が数尺の香木を与え協力した・・・・・

という伝えが伊勢原には伝わっているのである。

だとすれば、しらひげは白髭でなければならないのではないか。

 

それなのにどうして日向のしらひげ神社が白髯神社なのか。