広隆寺の牛祭り

 

 

 広隆寺の牛祭りは、円仁によって始められたという。ああ、そうか。円仁という人はどういう人かしらないけれど、まあそういう円仁という偉い坊さんが始めたのか。それにしてもまあ、妙なお祭りを始めたもんだなあ・・・というぐらいで、・・・だいたい話は済んでしまうのだろうと思う。

 しかし、円仁という人はどういう人か。それを知っている人はおそらくあまりいないのではないか。そういうことではこれからの日本は世界でやっていけないと思うのだが、まあ今のところはいいとしておこう。円仁は慈覚大師のことだが、ほとんどの人は大師といえば弘法大師を頭に描くのではなかろうか。しかし、本来、大師という称号は、天皇からいただくものだが、慈覚大師が一番最初である。慈覚大師が日本ではじめて大師という称号をもらって、後年、慈覚大師がもらったのなら何とか最澄や空海にも貰えないだろうかという動きがあって伝教大師や弘法大師が誕生したのである。私は、最澄も偉かったけれど円人のほうがもっと偉かったと思っているぐらいだ。

円仁については、今まで、私はいろいろと書いてきてきた。実はまだ書き足らない部分があるのだが、それは後日に譲るとして、ここでは、とりあえず今までの主なページを紹介しておきたい。

1、赤山大明神

2、怨霊普遍

3、舟形と円仁

4、円仁死して飛翔す!

5、東北地方と円仁

6、立石寺

7、祖霊信仰

8、源信と恵心院

9、盤司盤三郎の面影

10、巫蠱(ふこ)の術

 

 

 さあ、広隆寺についた。いよいよか。

 

 

 あの提灯も着いて、お待ちかね。

「マダラシン」と読むが、字がないので魔多羅神と書こう。

 

 

人も三々五々集まってきた。

 

 

行列のあと祭文を読み上げる舞台の前には席をとる人が・・・。

 

 

 

牛祭りのお面を買う人たち。

こんなのもある。

[ 青鬼 ] [ 赤鬼 

 

 

いよいよ行列の開始だ。

 

魔多羅神の提灯を掲げて各町内の人たちが行く。

 

三十二町内会の代表が魔多羅神の提灯を高々と掲げて行列に参加する。

 

行列は夜の八時から始まるが、

魔多羅神の提灯は朝から家の戸口に飾られていて・・・・祭は朝から始まっている。

 

 

松明も行く。

 

来た。来た。鬼が来たぞ!

赤鬼だあ!

 

魔多羅神も見えてきた。

来た。来た。

確かに来た。

 

確かに牛だ!

魔多羅神は確かに牛に乗ってやって来た!

 

 

 

 

 

さあ、急いで舞台の方に行こう!

 

先頭の提灯がやって来た。

 

提灯が勢ぞろい・・・!

 

 

魔多羅神も舞台に到着。

これから何が始まるのやら・・・・。

 

祭文の読み上げが始まった!

 

 

薬師堂の前にしつらえた祭壇で、

魔多羅神がまず祭文を読み、四匹の鬼がそれに唱和する。

 

神明を祭るは超福のはかりごと、霊鬼を敬うは除災の基なり!

 

 

魔多羅神は、

比叡山では現世利益の神として崇められてきたが、

叡山の麓の赤山禅院で赤山明神即ち泰山府君として祀られてきた。

 

人の生死を司る神であるとも、

閻魔大王の書記ともいう。

 

さあ、それにしても魔多羅神とは何か?

どんな神なのか?

よく判らないではないか?

 


 それでは魔多羅神について勉強してみるか。

そうするか。そうしよう!そうしよう!

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