比叡山横川
比叡山横川には、比叡山・根本中堂からバスが出ているので、それを利用する人が多い。根本中堂へは京都駅又は京阪三条からのバスを利用するか八瀬
からのケーブルカーを利用するのがいい。ケーブルカーからロープウエイーに乗り換えるが、ロープウエイーの三町駅から根本中堂へは歩いてもたいした距離で
もないし、バスも出ている。琵琶湖方面から行くには坂本からケーブルカーが出ている。ケーブルカーの終点がもう根本中堂だ。車で行くにはドライブウェイー
がある。京都と大津を結ぶ山中越えから大津市雄琴(おごと)へつながっている。
私は小さい頃から比叡山には何度も行っている。修学院は雲母坂(きららざか)から登ったことも何度もある。しかし、横川にはまだ残念ながら行った
ことがない。
平安遷都の旅と称して怨霊を追っかけて旅を続けてきたが、その旅は立石寺で止まったままである。そして、とりあえず武家社会の旅に移ったのである
が、その武家社会源流の旅も今、高山寺の明恵のところで止まっている。どうもそれらの先は浄土教を勉強しないとダメらしい。その鍵を握っているのは、横川
僧都・源信である。
さらに、ここ暫く集中してきた源氏物語もいよいよ最終段階に来て、横川僧都・源信を取り上げて終わりである。
そういう事情からどうしても比叡山は、横川に行かなければならないはめになった。
さあ、それでは、比叡山は横川に参ろうか。参ろう!参ろう!
横川には、琵琶湖湖畔の雄琴(おごと)から車で行く。
山麓の棚田が美しい![01][02]
次第に見晴しも良くなって琵琶湖がことのほか美しい。[03][04]
雄琴駅から車で40分ほどで横川につくが、さっそく参道を行く。
静寂そのもの。気分爽快!
龍が池越しに横川中堂が見えてきた。
横川中堂を下から仰ぐ。堂々たるものだ。
道ばたの石仏もすがすがしい。
横川中堂の脇を行く。[05][06]
途中、地獄絵が並んでいた。さすがに源信ゆかりの「場所」。[07][08][09]
小さな祠、これは新羅大明神!
恵心院への参道を行く。
最後のところで案内版が判りにくく、間違って横川中堂に戻ってしまった。
その裏道を戻って、恵心院には裏から入る。[10][11]
恵心院
恵心僧都の旧跡で藤原兼家が元三慈恵大師のために建立した寺である。
門前に「極重悪人 無他方便 唯称弥陀 得生極楽」とあるように念仏三昧の道場である。
恵心僧都は恵心院にこもり、
仏道修行と多くの著述に専念され、
有名な往生要集や二十五三昧式、六道十戒の図、弥陀来迎の図 等を表し、
浄土宗の基礎を築かれた。
毎年6月25日のご命日には、二十五三昧式の講式が唱えられ、僧都の報恩法要が営まれている。
付近の都卒谷墓地に恵心廟がある。
境内を散歩しながら恵心僧都・源信やその師・元三(がんざん)大師に想いを馳せる。
それではゆっくり元三大師堂(四季講堂)にお参りしていこうか。
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琵琶湖は堅田(かたた)の浮御堂(うきみどう)、
これは横川僧都・源信の建立になる。天下の名勝である。
どうしても見なければならないのだが、その前に、
元三大師の母・月子ゆかりの安養院へ立ち寄っていこう。
元三大師が母のために建立し折を見て訪れたという。
何となく微笑ましくなるエピソードである。
谷崎潤一郎も書いている。
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それではいよいよ天下の名勝・浮御堂(うきみどう)だ。
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