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1.奉仕経済 NPO法案が今国会で成立するだろう。阪神大震災の時、ボランティアが山のように動いたが、こういうボランティア活動はもう不可逆的に進みこれからの大きな流れになっていく。そういう時代の潮流から我々はもう逃れることはできないのだと思う。 現代社会は、資本主義経済というか市場主義にのとった貨幣経済の社会である。 しかし、ボランティアの世界というものは、そういう市場主義とは裏腹のいわば「奉仕経済」の世界である。 実態社会というものは、資本主義とか社会主義とか何か一つに割り切るということはなかなか難しい。現在は、市場主義万能のように言われている向きもないではないが、世の中はそんな単純なものではないだろう。市場主義の行き過ぎとか及ばざる所も誠に多い。そういった市場主義の行き過ぎの部分とか足らざる所をボランティアが補う、そういう必要があるのだ。そのためにボランティアがもう時代の潮流と言うところまで成長してきているのかもしれない。 「両頭裁断して一剣天に依って凄まじ」という禅の言葉がある。世の中は、白か黒か、善か悪かというようにどちらかに割り切れるものではない。財政構造改革か景気対策かどちらをとるかといった問題もそうだが、社会でも個人でも、その時々の状況において表面化するのであって、表面的な現象だけで全体を認識してはならない。貨幣経済も引き続き大きな進展を見せるだろうし、「奉仕経済」も特に21世紀はインターネットというツールを得て飛躍的な進展を見せるだろう。 |
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