河童に係わる古証文


 

 これはNiftyserveの「川とロマンのホームパーティー」で語られたログを収録したものです。




084 [94/07/02 04:16] KYB03341 無題 河童


 動画を見ながら音楽を聞く時、その動画が川の景色ならほとんどの音楽に合うのが不思議です。少々の歌詞があっても大丈夫。ずばり「海」などはだめですが 。川の良さの一つに「音」があるような気がします。川沿いに歩いている時ちょっとした壁になるようなもの(藪とか小屋とか)が、私と川の間にあると音が無くなります。逆に音を意識させられます。
 せせらぎ・瀬音・濁流の音・・・・もし川に音が無かったら・・・・・おかしいです。知らない町を歩いてみたい、いや、知らない町を歩いていても、もし「おや」と思う坂があったら、その先に川があります。
 河川工事をしている時は、水辺まで車で行けます。工事の車の道があるからです。下流の住民は、生活用水を管で海や川に捨てます。上流の 人達は、川にゴミなんかを捨てる様な生活をしています。
 名水の里とかいう看板の近くに、廃車になった車の山があったり、ごみ 捨て場があることが多いように感じます。
 きれいな川で魚を釣る人や、カヌーをやる人は、結構エゴイストです。
 あまり立ち入らないほうがいい場所に「川はきれいだ」とか「川を守ろう」とかいいながら、自分たちだけは、平気でどんどん進入し、またそれをエッセイなんかにして、自己満足しています。
川を守ろうとするだけでなく、何か提言できるようになれればいいなと思います。
 このごろ、本屋に行くと、川とか水とか、題名についていると、すぐに買ってしまいます。ホームパーティのなかには、本の紹介があります。欲しくなってしまいます。
本の中で、結構面白いもののなかに、法律があることを発見しました。
 多摩川の歴史が、結構河川法になっているのですね。
 ホームパーティの皆さん。もし、地球に川がなかったら、皆さんは何をしていますか。きっと、そう変わりなく生きていると思います。無くてもいいのですが、お蔭で皆さんにお会い出来たことに感謝します。




085 [94/07/04 00:21] PFA00120 川と音と風 みずすまし


 河童さん 無題の話、すばらしいです。インパクトを受けました。川の動画と音楽とがよく合うとのお話、大変示唆的です。次のような関係なのでしょうか。
 川とは水の流れである。
 水の流れを実感するためには時の流れに沿わなければならいない。
 そして音楽も同じように時の流れに沿わなければ実感できない。
 このように時の流れに沿って感覚を動員するという点で川と音楽がマッチするのでしょうか。
川の音とは川の奏でる音楽そのものであると考えると、川の音が川の良さであるとおっしゃられたことが当を得たことであることがよく判りました。
 水辺の散歩で実感していることから追加させていただきますと、様々な匂いや暑さ寒さ、湿気などの多様な要素があります。これらの多様な要素と音は私にとっては風を通して感覚できます。そこで川の環境を水と風で捉えることもできるのではないかなどと考えています。川の良さは水の流れの良さと吹く風の良さであるなどと気取って話したてみたい・・・。たしかに、川に沿って吹く風もまた時の流れに沿って吹きます。
                     みずすまし




096 [94/07/12 08:52] SGU01350 岩  河童さんこんにちわ


 大分の河童どん、こんにちわ。久しぶり。
 君が頑張り始めたようであるので、仲間と思うて、取って置きの身の上話をしておくばい。河川局長になったとき、親父から打ち明けられた私の身の上のもにも関連する信じられない無いような話だ。しかし、本当の話ですぞ。


 人間の遺伝子には二種類あって、普通の人間、つまり猿と基本的には同じ遺伝子を持った人間と少し神がかった人間、つまり神の遺伝子が少し混じった人間がいる。
 後者の場合、桃から生まれたり竹から生まれたりする場合もあるが、何か特別の事情によって、神から子供を授かり、その子供が大きくなって普通の人間と結婚、以来、子孫が繁栄している訳だ。
 河童大明神は、人間ではなく河童だが、一人素敵な人間の子供を授かったそうだ。


 昔昔、中国での話だ。河童大明神が、世のため人のため数々の良いことをした、そのご褒美に神様から一人の子供を授かった訳だ。その子供は、人間ではあるが、河童の子でもある。神様の計らいで、河童の遺伝子と神の遺伝子が少し混じった形で生まれた。
 だから、今では、河童大明神の子孫には河童と人間がいるのである。つまり、我々人間の中には、それほど多くはないが、河童大明神の子孫がいると言うことだ。


 大分の河童こと河野さんもその仲間かもしれない。芥川龍之介、火野葦平、清水崑などはそうらしい。めたらやったら河童が好きなんですからね。・・・・・
 ・・・実を言うと、・・・・私も、(正真正銘の人間ではあるが、)親父のびっくりする話しによれば、河童大明神の子孫なんだそうだ。
 親父曰く。「家には、人には見せてはならない家宝がある。いずれお前に譲るが、それを用い、オン、アビラウーンクハンと10回唱え、もし河童大明神に通ずれば、3日間だけ河童に戻れる。・・・・・・今は、河童も少なくなったが、水がまあまあきれいで豊富なところで、トロトロガンドウの有るところには、居ることは居る。
 最近はいろいろと困っているようなので、話を聞いてやって、助けてやって欲しい。


 お前と同じような人間、河童大明神の子孫もたくさん居るので、是非、力をあわせるように。」 そんな話だった。


 そして、親父は、こうも言ってた。
 「全国には、そういった河童大明神の子孫で、気の利いた連中が、河童連邦共和国という組織を作っている。」 
 そして、河童と仲よく暮らそうという市町村長の支援団体「河童のふるさと創り全国連絡協議会」というのも有るとのことだ。


 その辺の詳しい情報、親父から聞いた面白い話、トロトロガンドウについては、また機会をみて。・・・・・とっぴんぱらりのぷう。/E




101 [94/07/12 19:57] SGU01350 岩さん  皆さんお久しぶり

 みなさんお久しぶりです。大分の河童へのメッセージを見て頂けたでしょうか?
 如何でしょうか?・・・
 河童大明神はれっきとした河童です。しかし、今では神の分身として、河童からも人間からも崇められているのです。分身ではあるが、水の神、川の神として。
 ところで、龍神もそう。
 こう言った水の神、川の神を崇めながら、いい川にして行かなければならない。・・・
 ・・・そんな考えもあって、九頭龍川のドラゴンプロジェクトというのが始まっております。これから、時々、水の神、川の神河童や龍について、語り合いたいと思いますが、そのイントロとして、とりあえず九頭竜川のドラゴンプロジェクトについて紹介しておきたいと思います。
 さて、まことに恐縮ですが、弥生さん、九頭龍川のドラゴンプロジェクトに関連して、皆さんに話してあげて下さいませんか。その件で福井に行ったとか、何でもいいですから・・・・・・・
あとは、私が解説をします。



107 [94/07/14 10:42] PFA00120 河童の遺伝子点検運動 みずすまし


 7月12日13日で合計12の発言! それぞれにコメントしたいのですがなかなか間に合いません。水源から流れ出した小さな流れが急流に出くわしたと言う感じです。


 岩さんの河童の血筋の告白がきっかけで河童談義がはじまりました。川とロマンのホームパーティー参加者諸氏にあられては、ご自身の遺伝子の中に河童の遺伝子が含まれているかどうか点検してみませう。
 私にあっても遺伝子の点検をします。点検方法は 1)親から真の血統 について聞きただす(ヒアリング) 2)自身の過去の行状で不審な点は ないか、特に神がかったことがないか(行動分析) 3)河童に対して親 しみを持っているか(心理分析) 4)他人から河童だといわれたことが あるか(風貌分析)などを採用し、遺伝子の存否を総合判断する予定 です。点検の結果は後程ご報告いたします。
 河童は単なる川のシンボルではなく、日本民族の神の系譜を引き、歴史的文化的伝統の中で育ち、人と自然の共生という抽象概念を姿、映像で示したアレゴリーであると思われます。岩さんの言葉に翻訳すると、自然・文化・コミュニケーションを水辺で姿、映像で示したものが河童であると言うことになるのではないでしょうか。ホタルやトンボやカワセミなどはどちらかというと水辺というフィジカルな環境のシンボルですが、河童は「川と人の生活との共生」と言う歴史的、文化的に培われてきた理念のシンボルなのではないでしょうか。
 河童の話し、河童文化史、河童の出没する川・・・・など河童をり口にして水辺の楽しさ、水辺のあり方などについて議論してみるのも面白いと思います。河童族の一員の告白をしつつある岩さん、縄文時代からのヘノカッパさん、大分の河童さん、弥生さん、つくしんぼさんはじめ皆さんいかがですか。河童づくしのホームパーティーも面白いかもしれません。アーチェリー、台風、龍などについてはあらためて話します。 水辺の散歩道シリーズもあらためて。 大分の河童さん、名簿も追って掲載します。                        みずすまし



118 [94/07/19 20:03] SGU01350 岩  ドラゴンPについて


 九頭竜川のドラゴンプロジェクトですが、弥生さんの話にありましたように、今年の2月末からスタートした、誠にユニークというか、私が今後大いに力を入れたいと思っているプロジェクトです。
 河川環境管理財団・大阪研究所で事務局をやってもらっており、弥生さんにもいろいろお手伝いいただいていると言うわけです。


 第一回の会議が福井であったとき、私は、会議後の懇親会で、弥生さんとパソコン通信の話をし、力添えをお願いしました。
 そのことが今日に繋がっていることを思うと、九頭竜川のドラゴンプロジェクトが弥生さんとこのHPとの縁を作ってくれたと言えるかも知れません。


 皆さんも感じておられるように、このHPにおいて、河川環境管理財団ではみずすまし君と弥生さんが中核的存在ですので、九頭竜川のドラゴンプロジェクトを語るに際し、まず、弥生さんにご登場いただいたわけです。


 弥生さん、話の切り出し、ありがとう。


 さて、ドラゴンプロジェクトというのは、
そもそも国際日本文化研究センター(日文研)の安田喜憲教授
の提案によりスタートしたプロジェクトです。


安田先生の考えによると、
西欧では竜はこの世の邪悪なものとして退けるべき存在、
東洋では竜は神の分身として恐れ敬うべき存在であるが、


世界におけるこれからの文明は、
そう言った東洋的な思想を十分加味していかないといけないのであって、そのためのケーススタディーをどこかの川でやる必要がある。
梅原猛さんの言われる第三の文明を模索するひとつの試みとして・・・・。


そういった安田先生の考えに共鳴する点が多いのですが、私の考えは必ずしも安田先生と同じでないかもしれません。


 自然というものに畏敬の念を以て接しなければならないと言う点は同感ですが、 個人レベルではいざ知らず、行政レベルの取り組みにドラゴンを持ち出すわけにはいかないでしょう。この点が安田先生と若干想いを異にしているかも知れません。
 


 また、梅原猛さんの言われる第三の文明というものを模索していかなければならないと言うことについても同感ですが、理念はともかく、地域での実践段階に第三の文明を持ち出すことは適当でないでしょう。
 この点も安田先生と若干想いを異にしているかも知れません。
 


 つまり、(個人的な立場で)竜神思想や第三の文明について大いに語るとしても、(公的な立場で)それを地域に押しつける訳にはいかないと思います。


 九頭竜川のドラゴンプロジェクトについてはまたお話ししたいと思いますが、今日のところは、「21世紀にあるべき第三の文明ということを念頭に置いて竜を登場させたいと考えておられる人がいる」そのことをとりあえず紹介して話を終わります。




119 [94/07/21 08:08] SGU01350 岩  大分の河童さんこんにちわ


 河童連邦共和国や河童のふるさとづくり全国連絡協議会など河童一族の組織について、親父に詳しく聞いたところ、河童のふるさとづくり全国連絡協議会は市町村長の集まりなので、早速連携するようにとのことでした。会長は、菱刈町の久保町長だそうです。佐賀市の西村市長も熱心なメンバーだそうです。
 私の調べによれば、建設省川内川工事事務所の上杉所長も河童一族で久保町長と一緒に河童のために頑張っているそうです。
 上杉君は、清水さんが大変親しいはずですので、いちど折を見て会っては如何ですか。
 営業活動も兼ねて・・・・。/E




120 [94/07/21 12:00] SGU01350 岩  河童の会について


河童のふるさとづくり全国連絡協議会会員(市町村)


北海道名寄市、青森県大畑町、宮城県色麻町、涌谷町、茨城県牛久市、栃木県栗山村、高知県高知市、島根県桜江町、福岡県田主丸町、佐賀県佐賀市、北波多村、熊本県八代市、鹿児島県川内市、菱刈町
以上




121 [94/07/21 13:12] SGU01350 岩  河童の会について(その2)
 先に述べたように、河童連邦共和国については、若干時間をかけて、国情とか国民性とか、或いは指導者の人柄などを調べてみないといけませんが、とりあえず組織だけお知らせしておきます。


大統領府・・東京 (浅草、上野、日本橋、千駄木、利根川、神田川、おいてけ堀、江戸川、武蔵野など大統領府直属の各かっぱ村)


大使館・・・名寄、札幌、岩手、福岡、長崎、宮崎


国・・・・・旭川かっぱ村、砂川かっぱ村、定山渓温泉かっぱ村、札幌かっぱ村、みちのく河童村、牛久かっぱ村、川越かっぱ村船橋かっぱ王国、わたらせ河童王国、新治かっぱ村、西松かっぱ村熱海かっぱ村、河口湖かっぱ村、静岡かっぱ村、浜名湖かっぱ村、浜名湖西かっぱ村、駒ヶ根天竜かっぱ村、越前かっぱ村、奥飛騨かっぱ村、奥長良かっぱ村、えな河童村、みの河童村堺かっぱ村、讃岐かっぱ村、長崎かっぱ村、川内がらっぱ共和国<



125 [94/07/24 12:12] PFA00120 河童の社会的地位 みずすまし
河童の社会的地位  みずすまし


 伝説や昔話からみると、河童の社会的な地位は元来東に低く西に高いといわれていますが(「山島民譚集(一)」柳田國男集27卷p102)、河童のふるさとづくり全国連絡協議会のメンバーをみますと東低西高が如実に現れていて面白く感じました。会長が久保菱刈町長というのもうなずけることです。数年前に菱刈町地先の川内川の河川空間整備のお手伝いをさせていただいたことがあり、河童大明神はじめ多数の河童の像が川中の公園におかれておりましたが、岩さんからの情報で、今やっとあの公園が日本の河童社会の一大中心地であることが判った次第です。ちなみに数十の河童像は地元の人々の手作り作品をはじめ様々な団体が持ち寄って来たものでした。
 伝説や昔話からみた河童の社会的地位の歴史的東低西高はともかく、現代の川や水と人との好ましい関係のシンボルとしての河童の社会的な地位の高さは全国共通のようです。これは川や水の大切さを示そうとする時に河童が絶えず図案としてもちいられていることからもわかります。ちなみに河川環境管理財団の「川の本」(年2回刊)にも毎号かわいい河童の子供が出て中身の案内をしています。
 そういえぱ、荒川下流でも川づくりに関してカッパクラブとか子ガッパクラブとがつくられるようです。名前の由来を誰か教えてくれませんか。
 21世紀にはもっと河童の社会的な地位が向上している。そうしたいものです。


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