「劇場国家にっぽん」(総論その4、宇宙との響き合い)

 

「平和の原理」は見つかるだろうか・・・???



 地球環境問題や平和の問題など、もはや科学万能ではやっていけなくなった今日、新しい文明を早急に作っていかなければならないことは明らかであろう。その新しい文明はどう呼べばいいのか。適当な言葉を思いつかないので、仮に、「新文明」と呼んでいこう。「新文明」において、これから、日本は・・・「日本文化」を基調として世界に貢献していくことができるであろうか。

 私たち日本人は、我が国の「歴史や伝統・文化」をもっと勉強し、わが国の「歴史や伝統・文化」にもっと自信を持つべきであろう。私たちは、わが国の「歴史と伝統・文化」を知らねばならない。そして、わが国の「歴史と伝統・文化」を生きるのである。今育ちつつある新しい「日本文化」とも含め、「日本文化」を育て、そのなかで世界貢献をしていかなければならないのである。

 ともかく、今は、わが国の「歴史と伝統・文化」を語るべきときである。

 

 私は、前回、アニメやマンガという新しい道具(コミュニケーション・ツール)を使って神話という・・・太古の哲学を語れないかと思いながら、ともかく中沢新一が描くところの・・・「神話の劇的空間」への旅立ちを始めた。「武家社会源流の旅」などのまあいうなれば助走区間を走り終えて、いよいよわが国の「歴史と伝統・文化」の心髄部分に近づいていくとしよう。

 

 わが国の「歴史と伝統・文化」の心髄は、「違いを認める文化」にある。「流動性の知性」と言ってもよい。今後、わが国は、「違いを認める文化」や「流動性の知性」を基調として世界に貢献していかなければならないのである。

 

 「おじいちゃん」も偉かったが「おばあちゃん」こそ偉かった。いやいや、そのことに触れるのはまだ早い。まずは「違いを認める文化」の典型的な証拠をお見せしたいと思う。それは「徳一」・・・・。

 


 

「いわき」と徳一・・・徳一という人はどういう人か?空海と徳一とは気脈の通ずるものがあり、霊妙不思議な法力と二人の庶民性とが相寄るものがあったのだろう。常陸から会津にわたる徳一の関係の寺院のほとんどが空海の開創、徳一の初住と記録して研究家を迷わせているが、これも二人の関わり合いを現していて面白い。では、徳一劇場の・・・始まり!始まり!

トライアッド・・・三つ一組のものを英語でtriad(トライアッド)というが、河合隼雄はそのトライアッドという切り口で古事記に書かれている神話を分析し、神話の構造を明らかにした。そして、そのことによって、日本が「和」によって構成されてきた国であることを主張している。

高橋富雄の「いわき長谷寺考」・・・徳一研究は、過去、会津恵日寺と筑波山中禅寺を中心になされてきたところ、高橋富雄が始めて「いわき長谷寺」に注目したことの意義は誠に大きい。そして、そのことに関連して・・・高橋富雄は、「徳一の仏教哲学と古代信仰の結びつき」について考察しているが、その見解は、これからの仏教の進むべき地平を切り開いているのではないかと思われる。21世紀における世界平和に資する仏教哲学というものの地平を切り開いているのではないかと思われるのである。

共生の論理・・・清水博は、「共生の論理」にもとづく文化、それは「違いを認める文化」だが、そういう文化を「場の文化」と呼んでいる。そして、日本は、歴史的には、仏教を基礎に普遍的な「場の文化」を生み出した経験をもつ世界でも特殊な国であるといっている。私もそう思う。

マダガスカル友好親善訪問・・・日本古来の信仰と関連して、中西進は、わが国の神話・古事記に関し大事なところに登場するのがミオヤの神と呼ばれる祖先神だと述べ、古代日本人における祖先崇拝の強さというものを指摘している。祖先崇拝というものはアジア一帯の信仰だといわれているが、中西進によれば、マダガスカルにそれが特に色濃く残っているという。

八幡大菩薩の誕生・・・私は、神仏習合という信仰形態に光り当てたいと考えており、今までいろいろと語ってきた。まだ、語っていない重要な問題に、八幡大菩薩がどういう事情で誕生したか、という問題がある。

太秦へ行こう!・・・全国的にもっとも数の多い八幡神社は、先に述べたように本来は秦(はた)氏の氏神であった神が昇格したものである。秦氏といえば京都は太秦(うずまさ)である。さあ、太秦へ行こう!何かがあるかもね・・・。

宇宙との響きあい・・・地域づくりとは「響き合いの場所づくり」である。徳一の劇的空間はまちがいなく「響き合いの場所」だが、こういう場所は大事にしなければならないと思う。要は響き合いなのである。では、宇宙との響き合いについてひとくさり。

 

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